そして退院

午前6時に起床。
退院時刻が9時半なので、3時間半の時間つぶしに悩みつつ、といってもTVを見るしか技はないので、時間まで黙々とTVを見る。

入院中は4人相部屋の病室だったんですが、この1週間で私以外の入院患者全員入れ替わるくらいの、入退院の出入りが激しい病棟ですた。
なので、1週間程度の入退院というのはここでは当たり前なんでしょーね。
退院する私に対して退院おめでとう、なんて言葉をかける看護師は一人もいない。
採血だったり点滴の入れ替えだったりと、私以外の入院患者の面朝から忙しく看護師が病室を出入りしている。
退院の時間が近くなってきているのだが、特別看護師がくる訳でもなかった。
時刻も9時半になり、仕方ないのでおもむろに荷物を持って部屋を出て、ナースステーションに寄って「退院します」と言うと、いかにも受付担当の看護師の女性から「あ、はい。お大事に〜」程度しか声が返ってこなかった。

まぁ、こんなもんなんでしょうね。忙しい病棟というのは。

1Fの窓口で会計を済ませて、病院の外へ。
うーん、シャバの空気がうまい。
ってゆーか、蒸し暑いんですけど・・・（ｗ
本当はシャバの空気を満喫しながら、歩いて地下鉄使って帰ろうと思ったのですが
あまりの蒸し暑さに5秒で断念。
玄関で客待ちしているタクシーに乗って家へ着く。

家の玄関を開けて、一言。
いやぁ、やっぱり我が家が一番。

荷物を片付けて、ふと冷蔵庫を開けてみると、缶ビールがひとつあった。
ほほほ。2週間ぶりの酒じゃ。
快気祝いに飲んでみる。

グビグビ・・・・

う。

に、にがい

発泡酒とはいえ、ビールがココまで不味く感じたのは初めてである。
あまりのショックに半分飲んで捨てました。
イヤ、ホントに飲めなかったのよ。

社会復帰にそーとー時間がかかりそうな、今日この頃。
しばらく酒はほどほどにしたい。