酒飲んで、車いじって、トロンボーン吹いて、寝る。そんな生活に憬れる今日この頃。
日記の更新は気の向くまま、つれづれなるままに・・・

長谷寺

月ヶ瀬梅林から、ちょっと足を伸ばして長谷寺へ行きました。
もちろん見仏のためです (w

まず最初、山門の手前にあるお堂にあるのが秋葉山で有名な三尺坊大権現像。三尺坊大権現といえば熱田神宮の隣にある秋葉山円通寺の御本尊なのですが、なんと「カラス天狗」だったのには驚き。
そもそも山岳信仰による修験者が神格化されたものだから、まぁ天狗のような風貌でもおかしくは無いのですが。
でもってその隣のお堂には不動明王坐像。これまた結構年季の入った平安時代初期の頃でしょうか。辮髪の不動明王です。


うーん、まさに神仏習合。でもこの神仏習合が本堂で花開きます。


拝観料を払ってたどり着くのが、この回廊の入り口。この先をズンズンと進んでゆくと本堂にたどり着きます。


さて、ココに有るのは有名な「日本最大の十一面観音菩薩立像」があるのですが、本当に「でかい」です。さらにその脇侍の雨宝童子立像は「天照大神」として、もう一方の難陀龍王立像は「春日明神」と「本尊に仏教、脇侍に神道(神社)」を持ってきているところが「ザ・神仏習合」。(w
さらに十一面観音菩薩の手前の棚らしきところに並んでいる小さな像は三十三の化身だそうでして、もう神と仏だけでは飽き足らず化身を放ってまでしてこの世を救っている、本当にありがたい本堂であります。


ふと思ったのが、神社に「春日社」とか書いてある小さな祠の中には、この像の小型版が入っているのでしょうか?
神社の御本尊開帳、ってのを見た事がないし聞いた事も無いのですけど、一度開けて見たいんですよねー。あの小さな扉を。




この後に室生寺にも行ったのですが、その話はまた後ほど。。