酒飲んで、車いじって、トロンボーン吹いて、寝る。そんな生活に憬れる今日この頃。
日記の更新は気の向くまま、つれづれなるままに・・・

PRIMERGY TX-120のBIOS変更でSpeed Stepとkvmを有効化

だんだん涼しくなって日中不在時の室温も30℃を下回るようになってきたが、それで帰宅時のTX-120の冷却ファンは爆音状態。
FUJITSUのサイトからユーザーズガイドのpdfを入手して眺めていると、BIOSの設定で「Virtualization Technology」と「Enhanced SpeedStep」がデフォルトで「Disabled」となっていることが判明。


せっかくのXeonプロセッサなので両方共「Enabled」にして使えるように。


念のためにcpufreqをインストールしてcpufreq-infoで確認

# aptitude install cpufrequtils
# cpufreq-info

すると、cpufreqのドライバーがp4-clockmod、ガバナーがperformanceになっていた。つまりCPUが常にフル稼働状態。ドライバーをacpi_cpufreqに変更しようと

# modprobe acpi-cpufreq

としたらドライバーが無いとエラー。仕方がないのでKernelを再構築。configでacpi-cpufreqドライバーのオプションをチェック。

Power management option

–CPU Frequency scaling
–Default CPUFreq governor = ondemand
(CPU_FREQ_DEFALT_GOV_ONDEMAND)
–ACPI Processor P-States driver (X86_ACPI_CPUFREQ) = m

Kernel構築後に再起動したところacpi-cpufreqを正しく認識。周波数ステップが

hardware limits: 1.60 GHz - 1.87 GHz
available frequency steps: 1.87 GHz, 1.60 GHz

と狭い範囲なので解熱にはあまり効果がないかもしれないが、ここに書いてあるように

acpi-cpufreq を使用すると CPU のクロック周波数とともに電圧も低くなり、パフォーマンスの低下により電力消費と発生熱量が低くなります。

とのことなので、それなりの効果があるらしい。少なくとも再起動後は爆音がしなくなったのでしばらく様子見とする。


kvmについては時間切れなので後日チャレンジ