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朝日新聞の「死に神」騒動。犯罪被害者の会が朝日新聞社に抗議文

[朝日新聞「死に神」報道:全国犯罪被害者の会が朝日新聞社に抗議文
死刑反対論者からみれば、執行人たる鳩山法務大臣のことを「死に神」と呼ぶにふさわしいでしょうね。
でもさ、そもそも死刑にされた受刑者は、それ以上に人を殺しているわけでしょ?
被害者からみれば、いや、社会通念上からみても本来は受刑者が「死に神」であって、それが法の上で正当に裁かれて、その受刑者に死をもってその罪を償え、というのが「死刑」ってもんじゃないですかねぇ。
そりゃ、法務大臣が受刑者を殺す権利をもっているかどうか?受刑者にも人権があるのでは?という議論はあるけど、それを横に置いても、やっぱり「死に神」と呼ばれるのは受刑者本人であって、法務大臣ではない。
記事を載せた朝日新聞は「("死に神"と書いた短評の)『素粒子』は、世の中の様々な出来事を題材に、短い文章で辛口の批評をするコラムです。鳩山氏や関係者を中傷する意図は全くありません」と言っているけど、少なくとも受刑者によって被害を受けた(殺された)遺族たちを中傷したことだけは間違いない。
死刑を執行するという、その「正しさ」については私には良くわからないけど、死刑受刑者か法務大臣、そもそも人間としてどちらが「間違っていた」のか?
死刑反対論を百歩譲って受け入れたとしても、私は死刑受刑者の方が『辛口の批評』をされるべきだと思う。