誰も「たばこを吸うことの利点」を教えてくれなかった
http://anond.hatelabo.jp/20080320105209
私は常々、タバコは『百害あって一利有り』ということを言っている。
「一利」の一つの例である「タバコミュニケーション」というのがある。
また、タバコがストレスを軽減することもあるだろう。逆効果もあるかもしれないけど。
喫煙者ってのは「百害」も十分承知しながらその人なりの「一利」あって、それがその人に大切だから吸っている。「百害」と「一利」を天秤にかけて「百害」に傾く人は禁煙を始めるし、「一利」に傾く人はリスクを承知で喫煙を続ける。喫煙者の心理とはそういうものだ、と私は考えている。
けど、タバコを吸わない禁煙者にとってはそもそも「一利」が無いので、天秤にかけるまでもなく「百害」ばかりを言う。
たとえ私が「一利」について説明したところで、タバコを吸わない人には絶対判らないだろうし絶対理解してくれないものである。
これは仕方の無いことなのだ。そもそも「一利」を知らないから。
これはやむをえないことなのだ。
だからといって私は「禁煙者も一度タバコを吸ってみろ」とは言わない。
でもって喫煙者に「タバコを止めろ」とも言わない。
世の中禁煙志向が強まって喫煙者の肩身が狭くなっているのは事実。
その一方で禁煙者が胸を張っているように見える。
ただ、ちょっとだけでいいから禁煙者たちに喫煙者の「一利」の意味を理解してほしいなぁ、そうすればもうちょっとお互いによい環境が生まれると思うんだけどなぁ、と考える今日この頃。