酒飲んで、車いじって、トロンボーン吹いて、寝る。そんな生活に憬れる今日この頃。
日記の更新は気の向くまま、つれづれなるままに・・・

幸運になる4つの法則

妖精現実 フェアリアルの「2008-02-09: 何が世界で一番おかしいジョークか、の認識の文化による違い」より。
この文章がアーカイブされるかどうかわからないので、必要なところを抜き出して転載。

さて、この「笑い研究所」を作った Richard Wiseman 教授(心理学)は幸運の研究もしたという。
・・(中略)・・
…といったような研究から「幸運になる4つの規則」を帰結、それを実行させると「不運」群が実際に幸運になったという。

こうした「幸運の法則」についてはインチキ宗教のたぐいに堕する危険性を警戒しなければならないし、「有名な心理学者があなたの生活をハッピーに改善」という題目には強い暗示効果があり、ダブルブラインドでないと意味がない。よってこの研究自体を是認するわけではないが、方法と無関係に結論はおもしろいと思うので紹介したい。

  • 自分の勘を信じること。たいてい当たっている。
  • 新しい経験に対してオープンであること。たまにはいつもと違うことをやってみること。
  • 毎日ほんの数秒でも「うまく行ったこと」の場面を思い出すこと。
  • 重要な交渉などの前には「ラッキーにことが進む」場面を思い浮かべること。幸せな人とは何も問題がない人ではなく、完璧ではない事柄とうまく共存する方法を知っている人である。


繰り返すが、上記を宗教的・神秘的な宇宙絶対法則のように文字通り受け取ってはならない(そんな人はいないと思うが)。内容自体は必ずしも目新しくないが、それは「いろんな人がそれとなく感じる経験則的なもの」だから目新しくないということだろう。勘というのは、要するに言語化されていない推論のことで、脳が膨大な過去のデータから帰結したことなのでそうそう的外れではなく、また言語化する手間を省いていきなり意識に割り込みをかけてきた緊急メッセージなので重要である可能性が高いのだろう。もちろん誰でも勘違いはあるが、それは「これはまずい」「こうしたらいいのでは」という自分の直感を無視してよい根拠にはならない。むしろ100%正しくない自分を信用してあげることが大切である。ラッキーというのはある種の発見・気づきだから、新しいことに対してオープンであることも重要だろう。またこれはスポーツや演奏・演技などで特に当てはまることだが、自分が失敗しているところをイメージしたり、自信がなかったり、あがったり、萎縮しては本来できるものも失敗しやすくなるので、ある程度、上記のようなことは言えるだろう。ただし、くどいようだが「自分が幸福であると強くイメージすれば幸福になれる」といった、わけの分からないインチキ宗教に陥ってはならない。そういう問題ではない。心に余裕を持つことだ。

何でも新しいことを試してみればいいということではないが、試してもみないで、どうせ駄目だと決め付けて、いつも同じ現状維持というのもつまらない。 1%しかあたりがないがらくたの山に対してオープンであれば、100分の1の幸運に巡り合えるが、「不運」群の意識ではその同じ行動が99%失敗するに決まっている=無駄な努力なのだ。

この4つの法則を、おみずの語録集に入れたいと思います。
ってゆーか、失敗学のなんたらも、これに通じるんじゃね?
あと、がばいばーちゃんの言葉もそう。
「妖精」さんの言うとおり幸せっていうのは、言葉や表現こそ違えど、結局同じようなことだってことなんでしょーね。




ちょっとだけ、幸せな気分になった、気がする。