ドラム缶スモーカーで燻製を作る(後半)
作ったスモーカーで早速燻製を作ってみる。食材は
- 雪印6Pチーズ
- 茹でダコ
- 塩鮭
- ウインナー
- ゆで卵
と定番どころをチョイスしてみました。
まずは材料の下ごしらえを。塩鮭は塩コショウに適当なハーブ(今回はバジルにオレガノ)を振ってキッチンペーパーにくるんで冷蔵庫に一晩入れておくと良い、とのこと。水分を極力減らさないと煙がしみ込みにくいとか。
タコはここを参考にしてみた。ソミュール液というのに漬け込むらしいが、面倒なので水・塩・食用酒・醤油・砂糖・コショウ・ローレルを適当に混ぜて作った汁に一晩漬け込んでおきました。
まぁ、味が付けば良いかな、程度で(笑
スモークチップは親子鍋に適量を入れてスモーカーの底におきます。
これが後ほど問題になるのですが・・・
下の段に塩鮭とタコを置きます。
上の段にはソーセージ・チーズ・ゆで卵をおきます。
でもってベランダに持ち出してカセットコンロで早速加熱。
加熱前の温度。
加熱を始めると温度が上がります。
今回は熱燻をするので90〜100℃になるように火力を調節します。とろ火でちょうどいい感じに。
で、1時間ほどして出来上がり具合を見てみたのですが・・・
なんか色づきが良くない。。。。それに煙も出ていないし。。
一度食材をよけてスモークチップを見てみると・・・まったく焦げていない!
どうやら親子鍋のせいで熱がチップに伝わらず燃えていなかった。で、煙が出ないままオーブン状態で1時間放置されていた模様。そりゃイマイチなハズだわ。
ってことで、急遽親子鍋を取り外し熱が伝わりやすいアルミホイルにチップを乗せ替えて再度加熱。
加熱してすぐに大量の煙が出てきた。
やはり親子鍋が原因のようだ。このまま1時間加熱し続けた結果・・・
見事に色づいた燻製の完成。塩鮭がカピカピに乾燥して半鮭トバ状態に。チーズの変色振りが半端なく全く別物に。
こうでなくっちゃ!
チップの様子をみてみるとチップがちゃんと燃えていることが判る
まだ燃えていないチップもあるので、ちょっと量が多すぎたか?
今回の反省と今後の課題をまとめる
- スモークチップに熱が伝わりやすいように、受け皿はアルミホイル或いは熱伝導の良い薄めの皿を使用する。
- 開始直後は強火にすることでスモークチップを燃やす。煙が大量に出てスモークチップが燃えたことを確認してからとろ火にして温度調節する。
- 塩鮭は水分取りをしっかりしたが、他の食材(特にタコとゆで卵)は時間の関係で水分をちゃんと取ることができなかったので、下ごしらえは時間の余裕をもってしっかりとやる。
- 油が予想以上に出ていてスモーカーの下やスモークチップの上に掛かっていたので、油受けを金網の下やチップの上に設置したほうがよいかも。油が燃える煙を極力排除したいところではある。
次に続く!