酒飲んで、車いじって、トロンボーン吹いて、寝る。そんな生活に憬れる今日この頃。
日記の更新は気の向くまま、つれづれなるままに・・・

原付でアイドリングストップをしてみた

事のきっかけは、会社帰りの交差点。
いつものように赤信号で信号待ちしていたとき、隣に並んでいた原付バイクが何気にエンジンを切った。
俗に言うアイドリングストップだ。
普段なら「ふーん」と思うだけなのだが、なぜか知らないがそのときに限って私にはその行為が「カッコイイ」と思えて仕方が無かったのである。


物は試しに、と次の赤信号で停まった時にエンジンを切ってみた。
すると、当たり前なのだけど静かになる。この静かさに驚いた。
ほら、バイクってシートの下から響くエンジンの振動音とかエキゾースト音とかが魅力じゃない。
ハーレーなんかは、わざわざその振動を売りにして作っているくらいだし。
けど、バイク乗りだと判ると思うんだけど、この振動とか騒音とかで結構疲れるのよね。体力的にじゃなくて精神的に。
だから、道路のど真ん中で多くの車に囲まれながら一瞬の静寂に包まれる、っていうのが、なんかとっても和むというか、異次元の世界に佇むみたいな感覚に陥るんですよ。
バイクに乗っている人は、一度試してみるといいと思う。
横断歩道の前で停止したとき、車に囲まれたとき、交通量の多い交差点、自分しかいない交差点、駅前の交差点、住宅街の交差点、郊外の交差点・・・etc.とまた雰囲気が変わるのでいろいろと楽しめると思う。


閑話休題。本当はこんな話じゃなくって、アイドリングストップの効果について話そうと思ったのですよ。
アイドリングストップ実施前の燃費はここでも述べたように平均30km/Lだったが、アイドリングストップ実施後はここ3回の給油での平均燃費で40km/L弱となり、一回の給油(約2.3L)で70km⇒90kmまで伸びている。
実に30%UPの効果である。
走行は家〜会社までの片道約7kmの道のりで、信号の数は往復で約25箇所程度なのだけど、この効果はちょっと驚きである。
乗用車での効果も期待できそうだけど、車の場合はバッテリーがそこまで持つかどうかという別の課題があるのでなんともいえないけど、少なくとも二輪車に関しては相当の効果があるとみてよい、という実験結果でした。