酒飲んで、車いじって、トロンボーン吹いて、寝る。そんな生活に憬れる今日この頃。
日記の更新は気の向くまま、つれづれなるままに・・・

変な体験

先週の金曜日の夜の話である。
その日はAM1時ごろに寝た。
何時ごろか忘れたけど、寝てから程なくして右足の股間の付け根に、妙な圧迫感を感じた。
なんていうか、なにかによって股関節の上をぐっと押さえつけられているような感覚だった。
その圧迫感が徐々に強くなると同時に微妙な金縛り感を覚え始めたので、思わずハッと目を開けて自分の右側をみると、黒い影がベッドの右横にいるのが見えた。どうやら、それが私の右足の股間を掴んでいるようだ。
すぐに私は「霊だな」と思って「おい」と言おうにも微妙な金縛りで声が出ない。首だけを黒い影に向けると、その黒い影も私が起きたことに気づいたのか、ものすごい勢いで後ずさりしていった。
そのときに見えたその黒い影はこんな感じ

  • 大量の髪の毛で顔を隠していた
  • 顔はずっとこっちを向けていた(と思う)
  • 高さは140〜150cmほど
  • 後ずさりするときもしゃがんでいた
  • 如何にも「幽霊の典型」っていう格好で、胸元に手をぶら下げていた

というところまでは確認できたのだが、あとは良くわからない。
ただ、とっても怯えてるというか動顛している様子だったのは確か。
逆に私のほうが「なんだ、こりゃ?」と、とても冷静に黒い影を見つめていたのは覚えている。
その黒い影は猛スピードで壁まで後ずさりしたあと、丁度そこにかかっている黒いコート目掛けて飛び上がり同化して隠れるように消えていった。
またその消え方も下手な忍者の隠れ術のようで全然バレバレ。おいおい、なに笑わせてるんだよwww
そんな訳で恐怖や身の危険を感じるような嫌な気分は全く持って一切無し、どちらかというと向こうの方が「邪魔してごめんなさい!早く寝ていただいて無かったことにしてください」とビクビクしてる風に見えた。
そう思うと、変なものを見たという怖さよりどちらかというと睡眠を邪魔されたという腹立たしさが出てきて、心の中で「ったくふざけやがって。俺に頼ったってなんにもできねーってば。とっとと他の人のところ行きなさいな。話をしたけりゃ起きているときに出てきなさい。南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経・・・」と数回唱えて、また寝に入った。


そして、その後何事も無く、そのまま朝を迎えた。
起き上がってその黒いコートが掛かっていた場所を見ると、黒いコートの下に黒の衣装カバーを被せた礼服があったことが判明。
年末年始の葬儀に着たまんま、クリーニングに出していなかったのだ。微妙に焼香の香りがする。


早速塩を振りまいたあとにクリーニング屋に出したのは言うまでも無い。


でも、以前も同じところに変な影を見たことがあるので、もしかするとどなたかが住み着いているのかもwww